澪標

オタク根暗喪女の日常と戯言、病みブログ

距離感の話

喪女、コミュ障だけど一応友達がいる。

中学に知り合った数人だけなんだけど、私は友達だと思っていて、かれこれ10年くらいの付き合いになる。

私は友達だと思っていて相手はryとかいう議論は置いておいて、とりあえず友達がいる。

その友達との、物理的・精神的な距離の取り方わからないという話。

 

 

私は、パーソナルスペースが広い方だと思う。私自身が好意を抱いていない、友人であると認めていない人、例えば初対面の人間には私の身体、服を含む私の持ち物に触れてほしくないし、私について私が語る以上のことを知ろうとすると不快に思う。会った回数に比例せず、私の心情によってパーソナルスペースへの侵入の可否が決まる。そして侵入許可状の発行が年々困難になっている。

このような事情があるからか分からないけど、好きになった人(not恋愛感情)に対して、距離を詰めたいのに、詰めることができない。自分を知ってほしいし、好きなものを共有したいと思うのに、伝えることができない。

身近な例でいくと、Twitterで私が「○○食べに行きたい〜」とツイートした時、ふぁぼってくれた人を誘うことができない。

理由を自分なりに考察すると、自分のパーソナルスペースが広く、侵入ハードルが高くなりすぎたばかりに、相手に踏み込めない。ふぁぼってくれたということは相手は私を少なからず好ましく思っているのに、自分を見せ、相手を招き入れることができない。自分の発行した許可状が、自分が踏み込んだ一歩が、裏切られることが怖い。

普通の人は話したり、ご飯を食べたり段々と距離を詰め、パーソナルスペースに相手を招き入れ、自分も入ることができるんだろう。それが私には難しい!!すごく!!

 

論理的に書こうと思って思考をまとめようと努力したけどダメだったから思うがままに書く。

 

 

友達のパーソナルスペースに侵入することができない。例えば、友達に家庭環境や恋愛観などおよそ人間にとって繊細な部分を語られた時に、罪悪感のような、立ち入り禁止部分に入りこんでしまった気持ちになる。友達側から開示しているのだから、おそらく私は友達として許された立場なんだろう。それでも踏み込めない。ご飯も誘えない。会いたいのに言えない。会った時に、ろくに話せない。

距離感がわからない。私は相手を好きだけど、相手は私と同じレベルの気持ちでいるかわからないから、距離をどうとればいいかわからない。そのせいで必要以上に距離を取る。自分が勘違いして踏み込みすぎるということを避けるために予防線を張る。その結果相手に壁を感じさせてしまって、仲良くしたいのに、距離を取られてしまったりする。

 

 

相手が私に求めるちょうどいい距離と、私が相手に求めるちょうどいい距離は当然ちがう。きっと他の子達はその中央値?じゃないけど真ん中を上手くとって、お互い察しながら、距離を詰めていくとかできるんだろうね。私はそれが出来ないんだと思う。人を思いやれないとかそういうのじゃなくて、経験値とか性格の問題だと思う。裏切られたくないし、裏切りたくない、嫌われたくないから予防線はりまくってる。失敗したり思うようにいかなくてつらくて、子供みたいな文句言ったり泣いたりしてる。

 

全然まとまらないな。分かりづらい。自分で自分がわからないから伝え方が難しい。

 

ここまで書いて思い出したことがあって、小1の時プチいじめされたことあったんだよな。そういや。割とそれがトラウマかもしれない。

仲良くしてる2人がいて、その2人が一時期めちゃくちゃ仲悪くなったときに両方から陰口とか愚痴聞いてたんだよね。私はどちらも好きだったから。今思えば八方美人だなと思うけど小1が板挟みの状況を打開するってなかなかきついと思う。経験値少ないし。

それで、2人から交互に呼び出されては話し聞いてた。悪口に対して同意はしてない、と思う。そうなんだー、くらいの相槌をうってた。暫くしたら2人が突然仲直りして、私が2人の悪口を言ってた、ことになってた。私が悪者になったんだよ。聞いてただけなのにね。

聞いてるだけでも諌めなかったのが悪いって言われるかもしれないけどさぁ、小1にどうしろって言うんだよ。大人に比べたら狭くて、未熟な小1の世界観の中で、悪口を否定したら相手は私を非難したと思う、なんであの子をかばうのって。逆に私が悪口に同意するわけにもいかない、だって2人は仲悪いけど私はその2人が好きだったから。相槌を打って、聞くだけが、私の最善だった。八方美人、日和見、逃避、って言われればそれまでだけど。

でもさぁ、そこで私を悪者にするの意味わかんないよなって。いやお前らお互いの悪口散々言っとったやん。それは水に流せて、聞かされてた私を悪者にするの?人間って怖いよねほんとに。全部自分に都合のいいように思考や記憶を補完する。私は彼女達の中で、2人の悪口を主体的に言っていた共通の敵に成り下がったわけだ。

無視されたりとか陰口言われてしんどくなって、2人とはそこで終わった。

小1の私の受難は続く。

当時私はファミリー向けマンションに住んでて、そこに住んでる小学生は学年関係なく放課後マンション内の広場で遊べるくらいには仲良くやってた。自主的に集団登校してたし、自然な流れだったと思う。

理由はいまだによくわからないけど、上級生含め女子からハブられるようになった。それまで仲良くしてたのに、友達がいなくなって、つらくてマンションのロビーで泣いたを覚えている。私が相手に不快に思われるようなことを何かしたのか、相手の思いつきだったのか、今となっては聞くことはできないけど、上級生も多かった集団の中で小1を1人だけ除外するって結構陰湿だと思う。

その後、登校中に私1人だけ、女子の集団から除外されて歩いていたり、広場で1人、座ってることが増えたのを周りの親御さん達が見つけてくれて私の親に伝わった、らしい。女子から外れて男子と遊ぶようになって、男兄弟がいたこともあり回復した私は、これらとは関係ない事情でマンションを引っ越し、それ以降いじめと呼ばれるような事態に遭遇はしていない。

人生で初めて通う学校で、一年目で、結構ハードだったと思う。私の何が悪かったのか、相手が悪かったのか、もう分からないけど、他人に期待して裏切られるのも嫌だし、私が相手を裏切る可能性もなくはないから、とか考えてたら距離の取り方が下手になったし、わからなくなった。

 

距離をとり、踏み込まない、踏み込ませないのは自衛行動なんだと思う。それによって今大変に困っているわけだ。

大好きな友達との距離感がわからない。ほんとにわからない。個人的には私のことをどこまでも話したいし相手のどんな悩みでも言ってくれたら聞くけど、相手は聞いてもいいと思ってるのかよくわからん。悩みを話したいと思ってるのかもわからん。もしかしたら話したくても、私が距離取りすぎか勝手にまごついているのを拒否されていると誤解されているかもしれない。察しが悪すぎて、本気で分からない。そういう、距離の取り方が上手い子が好かれるんだろうな。いいなぁ。

 

 

喪女が、数少ない友達のこと本当に大好きなのに距離感がわからずに困り果てている話でした。分かりづらい文章だけど覚書みたいな感じで残しておく。